ひばりが丘I邸に本棚とデスク、吊棚を納めました。
Iさんは職業柄資料として大量の本を使うそうです。とにかくいっぱい本を収納できる本棚と作業をするデスクが欲しいと言うことでご相談を頂きました。条件は本をいっぱい収納できること、あまり圧迫感がないこと、広い作業スペースのあるデスク、と言うことでした。第一案では本棚の下段とデスクの下は扉の付いた収納にしたのですが、作業中はデスクを自由に移動したいと言うことで、下の箱をなくし、空間を作ることにしました。そして本棚の下段は扉があるとどの本がどこにあるかわからないので使いづらいのでは、ということでオープンの棚にし、更に奥行きがあるのならば前後の本をすぐに取り出せるようにした方がいいので前面に可動式の本棚をセットすることになりました。
また、デスクの下は何もないことを希望されていたのですが、約2500oある天板に本がいっぱいのるとたわみが出てきてしまうことも考えられるので、出来るだけ奥に引っ込める形で中心あたりに脚を入れました。引出は取っ手をつけずに掘り込んでいます。本棚は多種類の本に対応するように、ダボを3センチピッチで出来るだけ多くしています。
そのほかにも入り口の上、本棚の対面の上に吊棚を設置しました。
ハコモノ 012 013 吊棚