日本橋のN邸に納めた回転椅子です。
以前座卓を納めたのですが、ひざを悪くしてしまったために床に座るのがつらくなってしまったということで相談の電話がありました。
そこで以前造った座卓の脚を取り外し、テーブルの形にすることにしました。そしてそれにあわせて椅子をすることになりました。
なるべくひざに負担をかけたくないこと、立ち上がったり座ったりする際に椅子を引いたり押したりすることも少々億劫だということだったので、回転椅子にすることにしました。脚と座を別で作り、その間に回転台を仕込みました。
四角く真っ直ぐな脚にしてしまうと、座面を回転させたときにはみ出してしまうので、脚を上から下に向かって広がるように、ややテーパーをつけています。