用賀の少し先、首都高速道路から少し入ったところにあるI邸。 都心にもかかわらず小川が流れ、そのほとりには桜の木が植わっているとても気持ちのいい場所でした。あまりにも気持ちがよかったので、このページの一番上の写真には思わず家具ではなくI邸前の小川を載せてしまいました。 収めた場所はバスルームで、洗面の向かいのちょっとしたスペースに奥行きのあまり無い収納を取り付けます。下段左にはランドリーボックスを、その隣の扉の中には小さい掃除機を入れるそうです。上段はオープンの棚になっていて、50oピッチで棚を稼動させることが出来ます。こちらには籠をいれ、タオルなどを収納します。 向かい側の洗面台との距離があまり無いということもあって、あまり奥行きを取ることは出来ませんが、裏板をなくして少しでも容量を稼いでいます。下段の扉は本体から飛び出ないようにインセットにし、取っ手の代わりに扉を丸くくり貫いて手掛けにしています。材料はポリエステル化粧合板です。この素材は一般の突き板よりも耐水性があるので水回りに適しています。勿論びしゃびしゃに水を掛けていいということではありませんが。色もバスルーム全体が白を基調としていたなので違和感無くしっくりと来ています。依頼もとのアオキ家具アトリエさんとの取り付けで非常にスムースに終了しました。 リビングも拝見させていただきました。建物、内装ともに品がよくIさんのセンスのよさが伝わってきます。 ページ下側の写真はI邸の外観です。 Iさんも奥様もとても喜んでくださいました。ありがとうございました。